漢方薬の品質

 漢方薬の材料は自然の生薬(しょうやく=薬草)です。市販の果物などをみてもわかるように、自然の産物の品質は様々です。最近多く使用されている顆粒剤や錠剤などの製品には、各メーカーの特徴があらわれています。
 ですから、一口に漢方薬といっても、その品質は多様であり、もちろん効果のあらわれ方にも大きく影響します。
 代表的な漢方処方のひとつである当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)について、一部の剤型で比較してみました。寿元堂薬局は、品質のよい漢方薬の使って効果をあげています。

顆粒剤の当帰芍薬散1回服用分の比較

 漢方薬の顆粒剤は、たとえていえばインスタントコーヒーの漢方版です。いかに、元の煎剤(せんじ薬)の効果に近づくことができるかがポイントなのです。比較の写真では、これが同じ漢方処方なのか、と疑うぐらいに見かけが違います。同じ飲むなら品質の良いものを飲みたいものです。

A社製 B社製 C社製
 顆粒剤A社製  顆粒剤B社製  顆粒剤C社製
D社製 E社製 F社製
 顆粒剤D社製  顆粒剤E社製  顆粒剤F社製

 

煎剤の当帰芍薬散1日分の比較

 漢方薬の煎剤は、1日分を一度にせんじて、3回に分けて飲みます。品質の良いせんじ薬は見た目もきれいなものが多いようです。

良質の
当帰芍薬散
市販品の
当帰芍薬散
品質のよい当帰芍薬散の煎剤 普通の品質の当帰芍薬散の煎剤

 デジタルカメラの写真ですので、実物とは若干色合いが異なります。しかし同一条件下で写したものを比較してみれば、見た目だけもこれだけの違いがあることに驚かれる人も多いと思います。
 この違いを承知の上で、上手に漢方薬と付き合っていくと良いでしょう。