花粉症のときに試したい漢方薬

 花粉症のつらい季節がやってきました。現在、日本では4人に1人が花粉症だといわれています。特に、2月から4月にかけて飛散するスギ花粉で悩んでいる方は多いことでしょう。
 花粉症の代表的な症状と言えば、くしゃみ、鼻水、鼻づまりです。その中でも、さらさらした鼻水が垂れてくるのは困ったものです。私も昨年の今の時季に、下を向けば鼻水が垂れてきて往生しました。
 さらさらした鼻水が垂れ、くしゃみが出て困るような時によく用いられる漢方薬に、小青龍湯(しょうせいりゅうとう)があります。
 この薬は、体の中から温め、鼻水やくしゃみなどの体内の余分な水分を排出してくれる生薬(しょうやく)から構成されています。
 もし、錠剤や粉薬の小青龍湯を試して効果がなければ、漢方薬本来の形である煎じ薬で試してみるのもよいでしょう。私自身、花粉症で困っている時に、手軽な粉薬で症状が治まらなかったので、粉薬と同じ漢方薬を煎じ薬をつくって飲んだところ約10分後には症状が治まった経験があります。改めて薬の剤型によって効果が異なることを実感したものです。
 小青龍湯のほかにも、花粉症の症状に用いる漢方薬は多くありますが、漢方は飲む人の症状や体質によって薬を選ぶ必要があります。
 専門家に相談しながら上手に漢方薬を利用しましょう。